熱い胸騒ぎ

しがないサラリーマンの日々の出来事を徒然なるままに書いてゆきます

ストレスフリーで生きる

樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』を読了

 

精神科医である樺沢先生が、日々悩みやストレスを抱える我々現代人に、ストレスフリーで楽しく生きるための知恵を授けてくれる

 

ぼくはYouTubeで先生を知って以来ずっとファンで、今までも『アウトプット大全』や『神時間術』などの著作も読んできた

 

ブログを始めたのもこの先生による影響が大きい

 

本作は人間関係、仕事、家庭、健康などにおけるストレスの対処法に焦点を当てている

 

各章ごとにストレス対処のTO DOが書かれていてとても分かりやすい

 

偉人たちの名言やおすすめの書籍が多く盛り込まれている点も良かった

 

樺沢先生によれば、悩みやストレスは、まず本を読んだり人に相談することで情報を得てTO DOを作り、それをアウトプットして都度フィードバックすることにより解決していくものだという

 

ぼくは人間関係と仕事に関する章を重点的に読むことにした

 

人間関係に関しては、

 

他者と比較せずに過去の自分と比較する、他者の優れた点を妬むのではなくモデリングして自分のものにすること

 

他者に安易に流されないように、アウトプットを通じて問題に対する自分なりの最適解を用意すること

 

 

仕事の仕方に関しては、

 

上司からの指示を「ザル聞き」せず、常にメモを用意して指示を100%聞き取ること

 

すぐに「わかりました」と言わず質問やポイントの確認を徹底すること

 

仕事ノートを作って日々覚えたことをアウトプットすること

 

といったことを実行していきたい

 

 

この本には様々なライフハックが詰まっているが、特に最終章ではより広く「生き方」というテーマを扱っている

 

人間の幸福にはセロトニン的幸福、オキシトシン的幸福、ドーパミン的幸福の3種類があるという考え方は面白いと思った

 

「日々の安定した精神状態(セロトニン的幸福)と、安定した人間関係(オキシトシン的幸福)の2つが手に入れば、別にお金持ちにならなくても、社会的に成功しなくても幸せに生きていくことができます。」

 

ぼくたちは社会的成功というドーパミン的幸福に囚われすぎているのかもしれない

 

健康体でいること、家族や友人とのつながりを大切にすること、といった当たり前のことが幸せに生きる秘訣なんだろう