熱い胸騒ぎ

しがないサラリーマンの日々の出来事を徒然なるままに書いてゆきます

言葉を操る

こんにちは

 

『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(ひきたよしあき著)を読みました

 

著者は、博報堂のスピーチライターをされてる方で、数々のCM制作などに携われた「言葉のプロ」

 

思うように言葉が浮かばない、何か考えがあってもそれを上手く伝えられない

 

そんな僕にはピッタリの本でした

 

本書には、言葉を自在に操るための25のメソッドが紹介されています

 

その中でも特に、「これは実践したい!」と思ったものが3つありました

 

①あらゆるものを「実況中継」する

 

頭の中に断片的なワードやイメージが浮かんでくることはよくありますが、実際にこれを文章にすることで言語化する力が鍛えられます

 

題材はなんでもよく、例えば電車の車窓から見える景色について、「夕方です。屋根が見えます。茶色が多いです。」

 

と簡単でも良いので、自分がアナウンサーになったつもりで実況中継をするのです

 

目の前の風景や出来事を、声に出して、文章にする

 

すぐにでも実践できますし、僕も実際にやってみて言葉がすらすら出てくる感覚をはやくも感じ始めています

 

②覚えた言葉を鏡の自分に説明する

 

ひとの脳は使わないとどんどん退化していきます

 

就職試験を終えて以降、意識的に何かを暗記する、ということから遠ざかってきました

 

一日一つ、新しい言葉を覚える

 

そしてそれを鏡の中の自分に教えるつもりで、声に出して、身振り手振りを使って説明する

 

これによって怠けていた暗記脳が働きだして、さらに人に教えられるレベルの深い理解が得られます

 

③日頃の行動に理由づけをする

 

仕事をしていて、「なんでこんなことしたんだろう?」と思うことがよくあります

 

日頃、何も考えずに本能と習慣に従って行動してしまうことがとても多いです

 

「〜なので、〜した」と常に行動に理由をつけるようにすると、職場の上司への説明もスムーズにできるようになるといいます

 

①の応用ですが、自分の行動に対しても実況中継をつけることで、さらに自分を客観的に見れるようになります

 

正直仕事中にこれらを意識するのは難しそうだなと感じましたが、少しずつできる範囲で挑戦していきたいです

 

 

 

今回は3つのメソッドを中心に書きましたが、

 

本書はさらに踏み込んで、「論理的な思考を身につける方法」や「人を動かすための表現力」などについても目から鱗の考え方が紹介されています

 

まずは初歩である「考えていることを言語化する習慣」をつけることを目標に、本書の基本的なトレーニングを実践していきたいと思います

 

 

 

ところで、今月でブログを開設してから1年になりました

 

毎週更新は難しかったですが、なんとかここまで投げ出さずにくることができました

 

駄文にまみれた雑記ブログですが、ほんの少しは見に来てくれる方もいるようで嬉しい限りです

 

1年前の自分と今を比べてみると、着実にアウトプット力も上がり、成長していることを実感しています

 

これもブログを継続してきたおかげ

 

不定期にはなるかもしれませんが、心動かされた本や体験などを、ブログという形で残していければと思います